離婚のとき母が私にしてくれたこと

      2017/10/24

私と母は、もともとそんなに仲が良い親子というかんじでははなったです。どちらかというと会話の少ない親子で小さいころから早く家を出たいと思い、高校卒業後はあえて県外に進学したくらいです。昔から厳しくて怒ってばかりの両親。私には否定的な言動ばかり。世間体もけっこう気にするほうだと思います。

離婚したいと伝えるときも、『また面倒なことを・・』と呆れて怒られるのかと思い、実家と縁を切る覚悟で母に話したのですが、意外なことに結果は全く逆でした。母は少しだけ驚いた反応を見せましたが、落ち着いた口調で離婚したい理由などを聞いてくれました。

母のおかげで離婚できた

母

正直言って、母がいなかったら離婚にもっと時間がかかっていたと思います。母の適切なアドバイスや、嫁ぎ先に何度か出向いて別居や離婚の話をしてくれたこともあります。(父も一緒でしたが)

離婚のときが初めて、本当に母が私の気持ちを理解してくれたような気がしました。

離婚や別居についても、姉は『子どもがいるとお金がかかるから200万くらい貯めてからがいいんじゃない?それまであの家で我慢すれば?』と弱っている私に超現実的なことを言い放ちましたが、母は違いました。『お金も大事だけど、そこまで我慢できないでしょ?』お金にもの凄くうるさい母なので、てっきり姉と同じ意見なのかと思っていたら意外な答えでした。でもまさに、私の心を代弁したような答えでした。

母の強いすすめで精神科を受診し、適応障害と診断されたときも母は『やっぱり適応障害だと思っていた。』開口一番に言っていました。(それなら事前に言ってくれてもいいのに・・)

母の結婚生活

いつも私に対して否定的な母が、なぜ離婚問題に関しては理解を示してくれたのか・・。

なぜなら母もずっと離婚したいと思いながら生活していたからです。モラハラ気味の夫、おかしな義父の元に嫁いでしまい、私と姉が学校を卒業したら家を出ようと思っていたそうです。幼いころは母がそこまで思っていたとは知りませんでしたが、母が色々と苦労していることは分かっていました。

ちなみにですが、現在母は離婚はしておらずまだ父と一緒におります。すでに他界した祖父母の介護も母が一人で行い、嫁の務めを果たしていました。姉夫婦が同居してくれ今は孫に囲まれ一応幸せそうです。

海より深い母の愛

私と姉のために耐えて結婚生活を送っていた母でしたが、私に『耐えろ』とは言いませんでした。きっと、母親として私の心の弱さを見抜いていたのでしょうか。夫へのストレス・同居の苦労が骨身に染みているので、同じ苦労はさせたくないと思った親心でしょうか。

離婚という娘の人生でも1,2を争う危機に、母は先頭に立って味方になってくれました。母がしてくれたように、子どもが一番辛いときに一番の味方となれるよう、私も深い愛で子どもを育てていきたいと思います。

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